好きなことに関わる仕事をしたいと思い、メーカー、テレビ局、広告などアニメに関わる様々な会社を調べました。探すうちに、やはり作品の中身を作る現場である制作会社で仕事をしたい。制作会社ならば自分が好きで見ていた作品の多いサンライズ（現：バンダイナムコフィルムワークス）が良いと思い、志望しました。好きな会社に入れてよかったです。

・あの人に作画をお願いできたから良いシーンに仕上がった。
・リテイクをする時間が足りなかったため、最低限の修正になってしまったことがフィルムの完成度を下げてしまった。
・こんな展開はどうでしょうか？と提案したことがシナリオに反映された。
など、良くも悪くも世の中に発表される作品に自分の行動の結果が反映され、それが長年に渡って残ります。怖かったり楽しかったりしますが、それがこの仕事の魅力だと思います。

『作品を長年に渡り残せる会社』である事。
アニメ作品が多い今、一度放送されてその後全く見かけない作品が多くあると感じます。その点、サンライズの作品は作ってから何年も残り続けることが多くあります。
これはアニメ業界でも少ない、自社に権利運用・商品化・宣伝の機能がしっかりあるからだと思っています。自分が関わった作品が10年後、15年後に、「この作品が好きだった」という感想をもらえるのが当社ならではの良いところだと思います。