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仕事/スタッフ紹介

INTERVIEW 11

演出家京極 尚彦

  • Q.1

    きっかけ

    実写、アニメに全くこだわらず、とにかく現場の最前線に入る事を目標に就職活動する中でたまたまサンライズに入りました。
    実を言うとサンライズの定期採用試験には落ちてしまった人間でして、採用はデジタル部預かりのアルバイトとして偶然拾ってもらったんです。
    その時のデジタル制作部の代表の方に、演出を目指す面白そうな若者、と思ってもらえたのかなと・・・本当に幸運でした。

  • Q.2

    経歴

    サンライズのデジタル制作部でCGエフェクトを担当。
    「陰陽大戦記」で担当したエフェクトが監督の菱田正和氏の目にとまり、2006年「結界師」第4話で菱田氏と共同で演出家デビュー。
    「ラブライブ!」では1stPVからアニメーション監督を担当、テレビアニメ・劇場版でも監督を担当し、全ての曲のライブパートの絵コンテと演出を手掛けるなど、3DCGを使用したキャラクターのダンスシーン演出を得意とし、幅広く活躍している。

  • Q.3

    入社から演出家になるまで

    デジタル制作部に入ってから、さあ夢の舞台だ!と意気込みましたが、最初の仕事は、原画をひたすらスキャンしてPCで合成する、いわゆる「線撮り」と呼ばれるものでした。
    想像とだいぶ違いましたが、先輩から「演出になるなら、絵コンテを描かなきゃなれないよ」と聞き、それを頼りに仕事の合間や家に帰ってから沢山描きました。
    それを監督の菱田さんやプロデューサーの小形さん(サンライズ)に見てもらえる機会得て、演出になる事ができたんです。
    その時も、採用時と同じようなアルバイトの演出助手、という前例のない形ででした。
    CGから演出になったのもサンライズでは僕が初だと思います。
    演出助手になれたはいいものの、当時の僕はCG以外のアニメーションの仕事を何も知りませんでした。
    まるで変化球しか投げられないピッチャーみたいで、今振り返っても不甲斐ない演出助手だったな・・・と反省しています。
    でもその時の監督や演出さんがどなたも凄い方々で、それを隣で勉強できた事が今の自分を作ってくれたと思います。
    結界師で演出助手になったのですが、終了した所で、アルバイトではなく、どこにも所属しない完全なフリーランスの演出家になりました。

  • Q.4

    サンライズに入社して良かったこと

    演出家になるには正しい道なんてなくて、腕を磨いてチャンスを掴むしかないと思います。
    でもチャンスすらもらえない環境だってある中で、サンライズは常に沢山の作品が動いていますし、それだけ実力のある人材も求められています。
    自分が頑張りさえすれば、なりたい役職につけるかもしれない!というのは大きなモチベーションになるのではないでしょうか。

  • Q.5

    バンダイナムコフィルムワークスを目指す皆さんへ

    この仕事ははっきり言って普通ではないです。
    放送は待ってくれないので、きつくなる状況もあるでしょう。
    でも僕は「こんな楽しい仕事はないな」と未だに思いながら働いています。
    作品を作って、誰かが面白いと言ってくれる事が僕にとっての生きがいだからかもしれません。
    自主制作で映画を撮ったり、マンガを最後まで描ききってみたりすれば、この仕事がどんなものかきっとすぐ分かると思います。
    この仕事をする上で一番重要なのは、いかにアニメが大好きかなのではなく、人に感動や、夢を提供する仕事がしたいかどうか。なのではないでしょうか。